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【医師監修】思春期ニキビを治すためのスキンケアや治療方法

第二次成長期の前後にできやすくなるニキビは、大人になってからできるニキビと区別するために「思春期ニキビ」と呼ばれています。

多感な時期と重なるこのニキビは、鏡を見るたびに気になってしまったり、それが原因で積極的な活動ができなくなってしまったりといった、十代のお肌の悩みの筆頭です。

このページでは、思春期にニキビができる原因を解説するとともに、予防や治し方について紹介していきます。

今まさにニキビに悩んでいる十代の方はもちろん、お子様のニキビを治してあげたいと考えている保護者の方にもぜひ読んでいただき、思春期のニキビ悩みを一緒に考えていただければと思います。

目次
1
思春期ニキビと大人ニキビは何が違う?
2
思春期のニキビはなぜできやすい?
3
思春期ニキビは仕方ないと放置しないで!ひどくなるとニキビ跡になることも
4
思春期ニキビを作らない、悪化させないために
①一日2回顔を洗って肌を清潔に保つ
②保湿をしっかり行う
③むやみに触らない、潰さない
④日焼けに気をつける
⑤バランスの良い食事を摂る
⑥良質な睡眠をしっかり摂る
5
気になるニキビは病院で治療しよう!
6
繰り返すニキビや治りにくい思春期ニキビは美容皮膚科へ
7
まずは無料カウンセリングにお越しください

思春期ニキビと大人ニキビは何が違う?

ニキビは、「尋常性ざ瘡」という肌の疾患の一種であり、思春期ニキビは皮脂量の増加が関与しています。その他は思春期ニキビも大人ニキビも、肌にできてしまうメカニズムにそう大きな違いはありません。

毛穴がなんらかの理由で詰まり、皮脂腺から分泌された皮脂が排出されずに溜まってしまい、その皮脂を餌に菌が増殖することで炎症へと繋がります。

ではなぜ思春期にニキビができやすくなるかというと、第二次成長期特有のホルモンの働きにあります。

思春期のニキビはなぜできやすい?

思春期にニキビが増える理由は、ホルモンの分泌が増えることにあります。男性なら男性ホルモンが、女性は男性ホルモンに似た働きをする黄体ホルモンの分泌が増え、その影響で皮脂線が活発になり、皮膚の皮脂量が増えます。

その結果、皮脂の排出が間に合わず毛穴が詰まってしまい、そこからニキビの炎症へとつながっていきます。

皮脂の分泌が多いTゾーンや鼻の周りにニキビができやすいのが特徴です。

このホルモンの活性化は成長のために欠かせないものであり、一般的に小学校高学年~中学生くらいから徐々に皮脂量が増え始め、高校生のあたりでピークを迎えます。

成長期が終わる20歳くらいまでには皮脂の過剰な分泌が収まり、ニキビも少しずつ落ち着いてきます。

一方、大人ニキビは乾燥やターンオーバーの乱れによって本来剥がれ落ちるはずの角質が固くなって残ってしまうなどのトラブルが起き、それが原因で毛穴が詰まってニキビができてしまいます。

乾燥しやすいUゾーンやデコルテなどにできるようになってくるのが特徴です。

思春期ニキビ

大人ニキビ

できやすい場所

Tゾーン、小鼻

顎、フェイスライン、首、デコルテ

年齢

10代

20代以降

できるきっかけ

ホルモンによる皮脂の過剰分泌

ストレス、生活習慣の乱れ、乾燥、黄体ホルモン(女性)

思春期ニキビは仕方ないと放置しないで!ひどくなるとニキビ跡になることも

思春期ニキビ

思春期は誰もがニキビができやすくなります。

そのため、「ある程度はしかたない」「そういうものだから」と本人も周りの大人も諦めて、気になりつつも放置したり、逆に過度にいじるのを容認して悪化させてしまうことがあります。

しかしニキビの炎症がひどくなるとますます増えたり、深刻な場合は赤い炎症やデコボコになって残る、いわゆる「ニキビ跡」となって思春期を過ぎても治りにくい状態に移行してしまう可能性があります。

思春期ニキビを作らない、悪化させないために

ホルモンバランスの都合上、思春期にニキビが完全にできないようにすることは難しいです(生まれつきできにくい肌質の人もいます)。

しかし、ニキビのできにくい肌を作る、あるいは悪化しないために日頃からできることはあります。

①一日2回顔を洗って肌を清潔に保つ

顔を洗って肌を清潔に保つ

思春期ニキビ対策で最も重要なのは、肌を清潔に保つということです。

かと言って洗いすぎも、肌の環境を正常に保つためのバリアを傷つけてしまうため、朝と夜の2回にしましょう。

洗顔のコツは以下の通りです。

・まずは手を洗い、清潔な手で洗顔を行う

・洗顔用の泡は洗顔ネットなどで弾力が出るくらいしっかり泡立てる

・ごしごし擦らず、指が触れないくらいの力加減で泡を転がすように

・30秒くらい時間をかけて隅々まで洗う(特にTゾーンや小鼻は念入りに!)

・すすぎ残しに気をつけてしっかり洗い流す

また、肌を清潔に保つために、マスクは汚れたら常に新しいものに取り替えるようにしましょう。

②保湿をしっかり行う

保湿をしっかり行う

思春期ニキビは皮脂過多が原因ですが、乾燥もまたニキビの原因になります。

洗顔後はしっかり化粧水や乳液で保湿して、肌を刺激や乾燥からバリアしてあげましょう。角質を柔らかくして毛穴の詰まりを予防する効果もあります。

ただし油分が多い化粧品は避けるようにしましょう。

ドラッグストアなどに行けば化粧水がたくさん出ていますが、ひどいニキビがある場合は抗炎症作用のある、ニキビ用薬用化粧水がおすすめです。

ただ、化粧品は肌質に合っていることが重要です。使っていてニキビが悪化したり、かぶれが出る場合は使用を中止して、病院に相談しましょう。

③むやみに触らない、潰さない

ニキビを触らない、潰さない

ニキビができると、気になってつい触ってしまったり、膨らんだ見た目が嫌で自分で潰そうとしてしまう方も多いと思います。

しかし、日常生活を送っている手は実は雑菌だらけ。触った箇所から雑菌が入って炎症が悪化してしまう原因になります。

また自分で潰すと傷口から雑菌が入るのはもちろん、皮膚が破裂するように破けて穴が開いてしまい、ニキビ跡になる原因になります。

④日焼けに気をつける

日焼けに気をつける

紫外線を浴びると皮脂の酸化が進んでしまいニキビの炎症が起こりやすくなるだけではなく、「黒ニキビ」となって毛穴が目立つようになってしまいます。

また、肌は紫外線のような外的刺激を受けると、細胞を守ろうとして皮膚を厚く硬くする作用があるため、皮脂が詰まりやすくなります。

野外に出るときはできるだけ日焼け止めを塗ったり、帽子をかぶるようにしましょう。

もちろん、日焼け止めはしっかり洗い流さないとニキビの元のアクネ菌のエサになってしまうため、しっかり洗い流すようにしましょう。

⑤バランスの良い食事を摂る

過度なダイエットで食事を制限していませんか?また、面倒だからと朝ごはんを抜いてしまっていませんか?

思春期は健康な体を作る大切な成長期です。体だけではなく、お肌にも同じことが言えます。

「チョコレートやお菓子を食べるとニキビになる」といった噂を聞くかもしれませんが、そればかり食べるということでなければ気にしなくても大丈夫です。それよりも栄養バランスの良い食事を三食きちんと食べることを心がけましょう。

名称

効果

含まれる食品

ビタミンA

ターンオーバーの促進など

緑黄色野菜、牛レバー、チーズ、卵、牛乳など

ビタミンB2

皮脂の分泌量の調整など

牛肉、豚肉、納豆、アーモンド、アボカドなど

ビタミンB6

新陳代謝を促進など

まぐろの赤身、レバー類、鶏ささみ、鮭など

ビタミンC

コラーゲンの生成、抗酸化作用など

パプリカ、ブロッコリー、キウイフルーツなど

ビタミンE

抗酸化作用など

ナッツ類、ほうれん草、ツナ缶、豆乳など

⑥良質な睡眠をしっかり摂る

良質な睡眠をしっかり摂る

中高生は部活で朝が早かったり、勉強や遊びなどでついつい眠るのが遅くなってしまったりと、睡眠時間が意外と短くなりがちです。

睡眠不足はホルモンバランスの崩れにつながり、ニキビができる原因になります。

忙しい中で睡眠時間を確保するのは大人でもむずかしいですが、以下のようなことに気をつけて、良質な睡眠を摂れるようにしましょう。

・ぬるめの湯船にゆっくり浸かって温まる

・寝る前にスマートフォンやテレビなどの明るい画面をみない

・眠る前のストレッチでリラックスを促す

気になるニキビは病院で治療しよう!

冒頭で述べたように、ニキビは「尋常性ざ瘡」というれっきとした肌の病気です。自己流で潰したりいじったりするのは絶対にNGです。

悪化させてニキビ跡につながることになります。ニキビ跡は消えるのに時間がかかります。保険診療の適応とならず、美容皮膚科での治療となります。ニキビが気になったら、「たかがニキビで……」とは思わず皮膚科を受診しましょう。

ニキビは進行具合によって種類があります。

それぞれにあった適切な塗り薬や飲み薬を処方してもらうことで、早期の沈静化が期待でき、将来ニキビ跡に悩むのを防ぐことができます。

まずは美容皮膚科ではなく一般皮膚科で診てもらうといいでしょう。一般皮膚科なら保険診療で治療を受けることができます。

繰り返すニキビや治りにくい思春期ニキビは美容皮膚科へ

保険診療に通っているのになかなかよくならない、または同じ場所に何度もニキビが繰り返しできてしまうような時は、美容皮膚科をご検討ください。

美容皮膚科の治療は保険適用外なので、一般皮膚科での自己負担額より高額になりますが、一般皮膚科では受けられないニキビ治療を受けることができます。

以下はフェミークリニックで受けられるニキビ治療の一例です。中高生でも受けることができます(親権者の方の同意書及びご同伴が必要になります)。

ケミカルピーリングの写真

ケミカルピーリング

ケミカルピーリングは、お肌の再生サイクル「ターンオーバー」を整える治療です。正常なターンオーバーは、ニキビ、ニキビ跡、毛穴トラブル、シミなど様々な肌トラブルの予防につながります。

ケミカルピーリングについて詳しくはこちら
ケミカルピーリングの料金はこちら
光線治療の写真

光線治療

炎症ニキビは長引くとニキビ跡となってしまうため、早期改善が必要です。美容皮膚科 フェミークリニックでは、赤ニキビの治療に強力な殺菌作用のある光線治療を主に使用しております。また、光線治療はニキビだけでなく、シミや毛穴といったお悩みにも効果を発揮します。

光線治療について詳しくはこちら
光線治療の料金はこちら
イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)の写真

イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)

イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)は、医師の処方が必要となる、重度のニキビに対し効果的な内服薬です。高い殺菌、抗菌作用があり、皮脂の分泌を抑え、お肌のコンディションを整えてニキビの悪化、再発の予防効果に期待できます。

イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)について詳しくはこちら
イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)の料金はこちら

まずは無料カウンセリングにお越しください

無料カウンセリングの様子

フェミークリニックでは、今あるニキビを治すだけではなく、ニキビができにくい美肌を作るための治療も行っています。

繰り返すニキビやしつこいニキビにお悩みの中高生、保護者の方は、ぜひ一度フェミークリニックの無料カウンセリングにお越しください。

ニキビができる肌の状態はひとりひとり異なっています。カウンセリングではお肌の状態を確認させていただき、治療のゴールを一緒に設定し、そこに向けての治療プランをご提案させていただきます。

フェミークリニック総院長 北山 英美子 (東邦大学医学部卒業 undefined所属)

このページの監修医師

フェミークリニック総院長北山 英美子

東邦大学医学部を卒業後、東邦大学形成外科に入局。経験を積んだのち、渋谷フェミークリニックを開院。2006年よりフェミークリニック全7院の総院長を務める。

  • 最終学歴
  • 東邦大学医学部
  • 所属学会
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各院のご紹介

Introduction

フェミークリニックは、東京4院、大阪3院ございます。

各院ごとの特徴や治療内容など、患者さまへしっかりとお伝えするために各院ごとに専門サイトをご用意しております。

治療メニューの詳細や料金は、各院サイトをご覧ください。

※外部サイトへ移動します。

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